■ミーシ・ウシャテクのこと

筆者もつい最近ソーシャル・メディアで知ったのであるが、ポーランド祭2016という盛大な催し物が10月中旬に東京の六本木で行われるそうである。そのプログラムをみていたら、当地ウッチのアニメーション・スタジオであるSe-ma-for(文字通りセマフォルと呼ばれている、以下セマフォル)もアニメを上映するようであるし、なによりもプログラムのメインのキャラクターにセマフォルが生んだ ミーシ・ウシャテクが使われている。日本はアニメ大国と言われているが、ミーシ・ウシャテクは日本でも知名度が高いと聞いているし、このアニメのキャラクターであるミーシ・ウシャテクが日本とポーランド、そしてウッチ市との橋渡しをしていると思うと嬉しい限りである。

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ポーランド祭のプログラム(日本語版、英語版)

上述のようにセマフォルは在ウッチのスタジオである。当ブログではウッチの博物館めぐりもテーマの一つにしているが、しばらく歴史物の投稿が続いたので博物館巡りの再開ということでセマフォルのアニメ博物館を訪問してみた。筆者はアニメーションについては全くの門外漢であるし、展示物について専門的なコメントなどは言うまでもなくできないが、アニメ制作の楽屋裏を見るようで楽しく見学させてもらった。テーマになっているミーシ・ウシャテクに関連する展示物ももちろんある。本稿は記事というよりは訪問記の体裁を取った感想文で、写真中心のセマフォルの現状紹介になってしまうが悪しからずご了承いただきたい。

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アニメ制作に関連する展示物など

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ミーシ・ウシャテクにからむ展示物など

一つ気になったのは、博物館の場所のこと。現在ウッチ市では鉄道のウッチFabryczna駅を全面的に改修する大掛かりな建設工事が進行中である。首都ワルシャワとを結ぶこの鉄道区間は地下を通してポーランド各地と結ばれている主要駅ウッチKaliska駅に最終的に至ることになっている。工事そのものは8月末でほぼ終了し、その後3-4ヶ月のテスト期間を経て年内には本格稼働の見込みだそうだ。そのウッチFabryczna駅のすぐ南に、すでに稼働をやめている第1号熱発電所通称EC1があり、こちらは再利用のための工事がほぼ終了し、プラネタリウムなど一部営業中である。改修後のEC1とウッチFabryczna駅の跡地とを併せて一大文化センターが出来上がる予定だ。さてセマフォル・アニメ博物館に話しを戻すと、実は同博物館はこのEC1の敷地のはずれにある古い建物の中に入っている。この建物に移ったのは2008年とのことであるが、筆者が見学した時に聞いた話しでは近日中にさらに引っ越しが予定されているということであった。図らずも上掲の写真は「記念写真」になってしまうようだ。

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外から見たセマフォル・アニメ博物館

ということで、移転後にもう一度改めて博物館見学が必要ということになってしまったが、チャンスがあれば当ブログでも続編として移転後の姿を紹介してみたいと思っている。

(参考)
セマフォル・アニメ博物館(Se-ma-for Muzeum Animacji) 公式サイト: http://www.se-ma-for.com/
ウッチFabryczna駅をめぐる工事に関する記事: http://www.dworzec.lodz.pl/pl/news/pokaz/4116/Lodz_Fabryczna_coraz_blizej
EC1に関するサイトは多数あるがそのうちのひとつ: http://www.ec1lodz.pl/

(了)

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