■ ウッチ大学と八雲琴クラブとの共催で行われる「第11回ジャパンデー」について

今年も、恒例の「ジャパンデー」がウッチ大学の経済・社会学部にて行われる。日程は例年通り土曜、日曜の週末二日間。今年は4月22日と23日が当日となっている。プログラムの詳細は追って八雲琴クラブのホームページ(ここ)で紹介される予定。筆者(ブログ管理人)も二日目の最後でワークショップを担当する。例年、イベントの最後まで残って下さる方々は、日本の伝統文化に殊の外強い関心を持っていらっしゃる方が多い。恥ずかしながら日本の伝統文化にはあまり詳しくない筆者が適任だろうかとの懸念もあったが、実用的な内容であればということで文字通りの「末席を汚す」ことにした。

「演物」はひらがなの速習。筆者はウッチ在住は長いものの、地域活動に手を染めることができるようになったのはようやく5年前から。八雲琴クラブのお手伝いを中心に少しづつ手を広げてきた。昨年末から地域のポーランド人達に日本語を教える日本語教師の活動も始めたが、思った以上に日本語学習への需要は裾野が広いことを実感している。ということで、こうしたワークショップで、単なる伝統文化の紹介にとどまらぬ実用的な日本語の知識を広めることは意味のあることではないかと思っている。

筆者は実は左利きである。今でこそ右も左もそこそこ使えるようになっているが、小学生の頃は「右利き」を強要されることがとても苦痛であった。今はもうはっきりは覚えていないが、小学校では確か「習字」の時間があり、とりわけ毛筆習字の時間はほとんど悪夢の時間であったように記憶している。このように「毛筆習字」にトラウマを持つ筆者であるが、それ故に芸術的に書くことときれいに書くこととの違いがよく分かる。普段の生活では、芸術的に書くことができることは必須ではないが、相手に正しく読んでもらうためにきれいに書くことは必須である。

ワークショップでは、前半で簡単にひらがな成立の由来などを説明し(付け焼き刃ではあるが)、後半で実際的な書き方を教えていく。今回改めて学んだのであるが、毛筆がベースになっている日本文字の書き方は、「とめる」「はらう」「はねる」が基本の動き。ポーランド人が相手という観点で言えば、四角形の中に体裁よく納めることが加えて必要。この2点を教えることができればワークショップは成功ということになるが、どうなることやら。

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(了)

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