■日々つれづれ(2018-09-13)ーブズーラ川

日本語の個人レッスンを授けていた中学生の男の子が、この9月から高校に上がり、学校の授業に集中したいということで日本語のレッスンを中断すると伝えてきた。9月はこの授業だけを予定していたので、いきおい今月も夏季休暇の続きをすることになった。

若干拍子抜けの感もあるが、ポジティブに考えれば自分が使える時間がまたできた訳で、早速前回の投稿(ここ)で宿題になっていた、ズギェシを流れるブズーラ(Bzura)川の探索をしてきた。地図を眺めることを厭わない方は、以下では前回の投稿にある地図かグーグルマップを参照して頂ければと思う。

いつものように6番のバスに乗る。定期券はウッチ市の境界を超えると無効なので、ズギェシに入る時に別途切符を買わなければならない。筆者はスマートフォンで処理するが、紙の切符を利用している人もまだ多く、境界があるバスストップで検札する人々をよく見かける。

前回はズギェシのバスターミナル迄乗ったが、今回は途中で下車して、先ずコンスタンティヌフカ通りに掛かる川の「名残り」を見届けることにする。地図を見ると分かるが、ズギェシの街を走る主要道路である国道91号線(旧1号線)を境にして西側にブズーラ川の一部が走っている(流れている)。

以前ウッチを流れるヤーシェン川を探索した際と同様、地図を頼りにコンスタンティヌフカ通りのそれらしい場所まで進むと、確かに小川が流れているのが確認できる。但しささやかな流れは叢の陰に隠れ、普通に歩いていては恐らく見落としてしまうであろう。注意深い人なら、橋が掛かっているのでその下に流れがあるであろうくらいは想像するかもしれないが。ということで、第一の目的は達成。上述の小川を何枚か写真に収め、そのままコンスタンティヌフカ通りを進んで、カトリック教会を横目に見ながら街の中心に出る。

話題は少し脇道にそれるが、ウッチは、西のドイツと東のベラルーシとを結ぶ鉄道の幹線から少し南に外れており、西から鉄道で移動してくる際は、このズギェシを通って更にその先にあるクトゥノという駅が最寄り駅になる。ベルリンなどからウッチに来る場合、クトゥノで乗り換えて鉄道で来ることも可能だが、地元の人達は乗用車かクトゥノ・ウッチ間を走るミニバスで移動することが多い。その場合通常はこのズギェシの市内を通り抜ける。目印は上述のカトリック教会と国道91号線を挟んで反対側にあるマック。特定の商業施設の宣伝まがいは好ましくないが、ここはご容赦願うことにしたい。ということで、今回はマックでコーヒーブレイク。

コーヒーを飲んで一休みしたあと、今度は川の途切れた先の部分の探索に移る。マックを出て裏通りを少し行くとそれらしい場所がある。その先の市営(恐らく)の貯水池に繋がっているせいか、前述の小川よりは若干整備されている。流石に舗装はされていないが、両岸は散歩道になっていて、バギーを押す幼児を連れた母親が散歩していた。貯水池はポーランドの英雄タデウシ・コシチューシコの名が冠されている。

この貯水池に至る前述の短い水流が川と名付けられるとして、実はこの川は貯水池を経て更に先につながっている。地図を少し拡大してウッチ市域を含めた上で改めて眺めると分かるが、最終的にはウッチ・ワゲヴニキ地区のアルトゥルーヴェク公園に至っている。当ブログのメインテーマはウッチの歴史を探っていくことであるが、川という視点で見ていくとウッチの外に出ていかざるを得ない。前回と今回の投稿はその最初の試みということになるであろうか。

(了)

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